矢澤酒造店 - 公式オンラインショップ

矢澤酒造店 公式オンラインショップ

福島県春季鑑評会 金賞受賞
令和6年 福島県春季鑑評会で金賞を受賞しました。
純米酒の部 金賞 「純米大吟醸 白孔雀」
第17回 インターナショナル・サケ・チャレンジ シルバー賞 受賞
第17回インターナショナル・サケ・チャレンジの純米大吟醸部門でシルバー賞を受賞しました。
純米大吟醸部門 シルバー賞 「純米大吟醸 白孔雀 BY 2022」
南部杜氏自醸清酒鑑評会 優等賞受賞
第104回 南部杜氏自醸清酒鑑評会で優等賞を受賞しました。
純米酒の部 優等賞 「純米大吟醸 白孔雀」
第16回インターナショナル・サケ・チャレンジ審査結果
第16回インターナショナル・サケ・チャレンジの大吟醸部門でブロンズ賞を受賞しました。
大吟醸部門 ブロンズ賞 「大吟醸酒 月と虹(Moonbow)」
福島県秋季鑑評会 金賞受賞
令和4年 福島県秋季鑑評会で金賞を受賞しました。
吟醸酒の部 金賞 「大吟醸酒 月と虹(Moonbow)」
IWC2022でブロンズ賞を受賞しました。
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022の大吟醸部門でブロンズ賞を受賞しました。
大吟醸部門 ブロンズ賞 「大吟醸酒 月と虹(Moonbow)」
南部杜氏自醸清酒鑑評会 優等賞受賞
第103回 南部杜氏自醸清酒鑑評会で優等賞を受賞しました。
吟醸酒の部 優等賞 「大吟醸酒 月と虹」
第15回インターナショナル・サケ・チャレンジ審査結果
第15回インターナショナル・サケ・チャレンジの純米大吟醸部門で世界一となる最優秀賞(トロフィー賞)を受賞しました。

TROPHY 最優秀純米大吟醸酒 「純米大吟醸 白孔雀」

中田英寿が厳選! 肉料理に合わせたい日本酒5選
元サッカー日本代表中田英寿さんが雑誌「GOETHE」で「南郷純米酒」を推薦してくださいました。
南部杜氏自醸清酒鑑評会 優等賞受賞
第102回 南部杜氏自醸清酒鑑評会で優等賞を受賞しました。
純米酒の部 優等賞 「純米大吟醸 白孔雀」
福島県春季鑑評会 金賞受賞
令和3年 福島県春季鑑評会で金賞を受賞しました。
純米酒の部 金賞 「純米大吟醸 白孔雀」
南部杜氏自醸清酒鑑評会 優等賞受賞
第101回 南部杜氏自醸清酒鑑評会で優等賞を受賞しました。
吟醸酒の部 優等賞 「大吟醸酒 月と虹」
SAKE COMPETITION 2018 ラベル部門 GOLD賞受賞
SAKE COMPETITION 2018のラベル部門でGOLD賞を受賞しました。
「純米大吟醸 白孔雀」

代表者のごあいさつ

次の100年に向けて
銘酒『南郷』が生まれて180年以上になります。そのファンの一人としてこの長い歴史の中で追求されてきた旨口なのにキレがある『南郷』の味に惚れ込んでいます。旨口がなぜ魅力的かといえば、食べ物との相性がいいからです。専門的には同調と言われ、食べ物の旨味とシナジー効果を起こします。具体的には、『南郷』が食べ物の旨味を引き上げ、食べ物の旨味によって『南郷』もより美味しく味わえるのです。

旨みが強ければ強いほどいいかといえばそうではありません。旨味は飲み始めこそプラスに作用するのですが、飲み進めると旨味がクドさに感じて来てしまい、飲み飽き、飲み疲れを引き起こすことになります。いつまでも飽きることなく楽しめる味のキーワードがキレです。キレとは飲み後の余韻がほどよく消え去る感じといえばいいでしょうか。消えて無くなってしまうので、またあの美味しいお酒をもう一口口に含みたいと思わせてくれます。一般的には旨口とキレは両立しにくい関係にありますが、『南郷』の場合、どちらも程よく両立しています。そこが南郷の軸足、真骨頂といえる魅力だと思っています。

近年は甘いフルーツのような香りが高く、味(旨味)はむしろ乗っていない透明感のある甘めのお酒が好まれています。造るのには高い技術も要求される完成度のとても高いお酒です。ただ、果たして食べ物との相性がいいかといえば、相性のいい(シナジーを起こすような)食べ物を探すのが難しいくらいです。弊社は、日本酒単体で楽しむより、食べ物と一緒に食事に花を添える存在としての日本酒、食中酒としての立ち位置にある日本酒を軸足に提供していきたいと思っています。

ワインもワイン単体で楽しむというのは実際はロマネコンティなどのような非常に高価で希少なワインだけと言っていいくらいで、食中酒として食文化を彩る重要なポジションにあります。同じ醸造酒として日本酒が立つべき位置はワイン同様食中酒としてのポジションにあり、食べ物との相性がよく、食事中ずっと飲み続け楽しめる、毎日飲んでもいつまでも飲んでいても飲み飽き飲み疲れしないお酒が『南郷』がこだわる日本酒の方向性です。なによりも、高価な酒米を、さらに贅沢に精米して醸しているわけですから、そのお米由来の旨味を楽しまないというのはもったいないことです。赤ワインが最初に口にしたときに渋く感じ美味しく感じるまでに少し勉強が必要なように、日本酒も旨味の乗ったものを心から楽しめるようになるには飲み手として少し経験が必要です。『南郷』から広がる日本酒の奥深い世界に是非足を踏み出してみてください。

江戸時代より続く『南郷』を、これからの100年、またその次の100年と、しっかり繋げていくため、守るべきものを守り、変えるべきものを臆せず変えていきながら、蔵人が一丸となり伝統と革新を2つの車輪として「品質本位の酒」を追求していきます。

引き続きご愛顧の程、宜しくお願いします。

九代目当主 矢澤 真裕